輸出業者は、GSPに基づき関税免除の登録を許諾される

欧州連合(EU)、ノルウェー、スイス、トルコへの輸出に携わる業者は、商務省(MOC)のGeneralized System of Preferences(GSP)に基づいて関税免除を申請することができる。
GSPは、129の指定された受益国および地域から最大4,800種の製品に対する免税措置を優先的に受けることにより途上国の経済成長を促進するために立案された、米国の貿易プログラムである。商務省は先週、貿易業者がそれらの国との貿易において関税を免除する登録輸出者制度についての規則を発行した。
登録輸出者制度の対象となるのは、既存の犯罪歴のない業者および輸出商品の出所を保証できる業者である。
商務省によると、貿易業者はDirectorate of InvestmentおよびCompany Administrationに登録されている会社名を使用して申請し、輸出される製品が最初から関税免除の対象として製造された旨を申し立てる必要があるとのことだ。
EU、スイス、ノルウェー、トルコとミャンマーの間の貿易は現在、アジアの他の国と比較して低い水準にある。しかし、これは成長の途上だ。
商務省によると、たとえばスイスは2017年から18年にかけて、ミャンマーから600万ドル以上の商品(主に衣服と宝石)を輸入したという。
また、ノルウェーは同じ期間に800万ドル相当のミャンマー商品を輸入した。
(Myanmar Times 2018年6月19日版 第6面より)