アメリカの法律事務所H&R、ミャンマー支部閉鎖へ

ヤンゴンに拠点を置くハーツフェルド・ルービン・マイヤー&ローズ法律事務所(HRMR)は今日、2018年に2月末まで事実上ヤンゴン事務所を閉鎖することを公表した。当事務所はニューヨークに本拠地を置く国際法律事務所ハーツフェルド・ルービンPC(H&R)のミャンマー支部だ。ミャンマーから撤退する当事務所の決断はミャンマーの法律事務所市場の戦略的再検討に従う形だ。H&Rの業務執行委員マーク・マイヤーは投資の面での優先度を考慮してH&Rが継続的にその市場を監視してきたと言った。「結論として、現在の支部のやり方でこの市場に居続けることはもはや生存競争上の選択肢でないので、ヤンゴン支部を閉鎖する決意をした。状況が変わってきたため、私たちの優先事項に則って、方策転換が必要であるという結果になった。」マイヤーは言った。HRMRの業務執行委員であるU Kyaw Hoeは2013年にHRMRができた当初から法律顧問を務める弁護士のU Naing Lin Zawと共に新しい独立した法律事務所をヤンゴンに設立する。H&Rはミャンマーでクライアントにサービスを提供し続けるための手段として新しい法律事務所と協力関係を締結する予定である。H&Rはミャンマーに支部を設立した最初のアメリカの法律事務所である。以来、H&Rはエリック・ローズや数々の注目すべHRMRの社外取締役リーダーをはじめとする国際的、地域的なクライアントの代理として案件を引き受けてきた。「新しい環境でも、HRMRのクライアントが地元や地域や国家と同様に国を超えたレベルでも、国民民主連盟率いるミャンマー政府と取引する際私たちの経験を助けとして信頼し続けてくださるだろう。」U Kyaw Hoeは述べた。
(Myanmar Times 2018年2月2日版 第10面より)