障害者(PWD)を雇用している雇い主のための、ヤンゴンを本拠地とするミャンマーの責任あるビジネスセンター(MCRB)と援助と救済のための組織(難民を助ける会、AAR Japan)の間において共同で主導されている、ハンドブックの草案に対する意見の締め切りは、2018年2月9日である。この草案は、英語とミャンマー語で掲載されているMCRBのウェブサイトにおいて入手可能である。まとまり次第、その発行物は、会社や障害者の組織に配布される予定である。
ハンドブックの目的は、PWDの人々が他の者と比べて平等に仕事をすることができないミャンマーにおいて、雇い主やその他の者の障害者雇用を促進する手助けをすることである。当該草案は、多方面にわたる事柄を扱っている。そこには、ミャンマーにおける障害者についての人口統計の情報、職場におけるPWDに対する差別の具体例、PWDを守り社会への参加を促進させるミャンマー法の枠組みや雇い主に対する助言なども含まれる。
ヤンゴンで2017年11月21日、MCRBと国際労働機関(ILO)の共催で、障害者(PWD)の雇用の機会を促進するための包括的なステークホルダーによる学術会議が行われた。障害者の雇用に関するハンドブックの草案は、当該学術会議の参加者により提出された。
PWDの人々とともに働いている組織と会社は、そのガイドブックがPWDの雇用の総合的な指針になることを手助けしてくれる意見を送るよう奨励されている。
「hninwut.yee@myannmar-responsiblebusiness.org」に2月9日までに意見をメールしてください。受け取った意見を盛り込んだ後に、3月に翻訳して発行されます。
(Myanmar Times 2018年2月1日付、第 7 面より)