下院議会は議員の合意により、火曜日に法務及び特別問題評価委員会の一部の権利及び責任の一部を改正及び削除した。
委員会の責務及び権限の一部は削除されたが、議会議長Mahn Win Khine Than氏は改正された箇所を明確に述べなかった。
2016年に設立された委員会はShwe Mann氏が代表を務め、委員会の権限の変更の改正が行われたのは2度目である。
同委員会は退職した政府職員、元議員、Shwe Mann氏が個人で選出した者で構成されており、依然として曖昧に定義されている法務及び特別問題に関する法案を作成する権利が与えられている。
彼は2015年の選挙で落選したが、アウンサンスーチー氏及びNLDと緊密な盟友としての地位を得て、議員としてではなく委員会の議長として2度目の議会に持ち越された。
上院議会議長Win Myint氏は、委員会の特権をより圧縮するために執行権限が改正及び削除されたと明言した。
議長は、元の規定「委員会は国家及び国民に有益であると信じられる、柔軟性のある法案に調整しなければならない」を、「委員会は当該法案を下院議会に提出しなければならない」という文に置き換えたという。
「元の規定は、どの委員会組織が法案を提出しなければならないのかについて正確でなく、どの組合レベルの組織でも提出できた」と彼はいう。
「この改正は委員会の責務及び権限を圧縮するだけでなく、立法機関にとってもより適切である」と彼は付け加えた。
法の原則について人々に教育するなど、他の元の規定は削除された。
しかし委員会は依然として法案の作成に関し、関連政府部署及び組織と交渉し協力する権利を所持する可能性がある。
しかし、同動きは既存の法律に従っていないと主張する大統領府大臣として前Thein Sein大統領の下で働いていた無所属議員Soe Thane氏から批判を受けた。
「憲法によると、法案作成の権利は議員及び組合レベル組織の特権に過ぎない。委員会の役割は助言であるべきで、法案の作成に必須ではない。そのため、私は合意しない」と彼はいう。
改正版のコピーは火曜日の会議前に議員に配られ、議会は議員の合意を通して承認した。
元USDPのメンバーで議会議長、反体制派及びNLDの政治的抑制期間の最上級軍事指導者の1人であったShwe Mann氏は、2012年に立法府に入った後は反対派であったが、最終的にアウンサンスーチー氏及び彼女の党と緊密な盟友となった。
NLDが2015年の選挙で勝利した時、彼は高く評価され上級職員の地位を得て、NLDの大統領になると推測されたが、法務及び特別問題の評価を担当する委員会の議長に任命されたときそれが誤りであることが判明した。
当時野党であるNLD及びその指導者と政治的同盟を結び、党議長職から当時の大統領を失脚させようと試みた結果、彼はUSDPから彼の同盟と共に離党させられた。彼はまたUSDPと軍を敵にした。
軍は憲法に沿っていないと主張し、委員会をボイコットした。
議論に参加した軍議員の説明と同様に、憲法は下院議会に委員会を形成する権利を与えていない。
約50人の軍代表者が2月、嘆願書に署名し、2008年の憲法に沿っていたかどうかの確認を憲法裁判所に求めた。
裁判所は、委員会の形成は憲法規定に違反してないと判決を下した。
(Myanmar Times 2017年11月22日版 第4面より)