エーヤワディに建設された新たな中国支援の工業地帯

ミャンマー投資委員会(MIC)はエーヤワディ管区Maubin地区での新たな工業地帯の建設を承認したと、MIC書記官Aung Naing Oo氏は述べた。
Maubin工業地帯は現在、Maubinにある250エーカーの土地で開発されている。今年5月に地帯の建設を開始したが、正式なMICの許可は今月与えられた。
「事業は昨年MIC承認のため提出されたが、土地証明及び他の書類が必要だったため遅れていた。当局はその間事業及び根拠を検査し、事業を正式に開始するための許可が今与えられた」と投資企業管理局の所長Mya Sandar氏はいう。
同地帯は2,800万米ドルの初期費用で開発を開始したが、「さらに建設工事が行われる時、資金は増加される」とAung Naing Oo氏は述べた。
株主には、中国の上海ヤンゴン投資会社が55%、現地公共会社Maupin Developmentが30%、同じく現地企業のSouthern Middle Industry社が15%の株を保有し含まれている。
新たな工業地帯の建設は3年以上かけて行われ、衣類、食品、他の製品の製造にかかわる最大50の工場が出来る予定である。
Maubin工業地帯を含み、現在外国直接投資を伴う工業地帯は4つある。4つの中で、ミンガラドン工業地帯、I Land Industrial Park、バゴー工業地帯は建設に成功している。4つ目の、ティラワ特別経済特区付近にあるThanlyin-Kyauktan工業地帯は成功しなかった。
現地投資家により、9つの工業地帯が運営されている。Myingyan地区の10,000エーカーの土地に建設されているMandalay-Myintha工業地帯は最も成功している工業地帯である。Kokang, Myawady, Patheinにある工業地帯及びタウンジー地区の2つの工業地帯もまた成功している。
MICはまたバゴー地区Latha村のLathakoneにある工業地帯、東ダゴン港のMalit村付近にある工業地帯の2つを同様に承認した。
(Myanmar Times 2017年11月20日版 第6面より)