9年以上前に開始されたものの、パンライン病院は未だファーストミャンマーインベストメントの株主のために利益を出せていない。しかし、会社の運営陣が投入した1千万USドルと医療提供に関する新たな哲学は病院に新たな息吹と利益をもたらすと思われる。
コストカットの方法を通して過去3年間良好なキャッシュフローを享受している一方、は高い投資金額が原因で、2005年に開始以来、病院は株主への配当を生み出していなかった。
大きな挑戦はミャンマーの富裕層が海外に治療を求めて行く傾向に沿っている。
2013年6月の調査報告書で、調査専門機関のThura Swissは、病院は「普通のミャンマー市民にとって高すぎる…また治療のため他の国の地域に旅行に行くのを続けている富裕層クラスにとっては信用されていない」と述べた。
「ミャンマーに来る多くの国際線により、海外旅行費は下落し、病院の位置付けさえもより不安定に創造させるだろう」と報告書で述べた。
今病院の経営は保健医療サービスに、多量に投資するよう計画していると最近のインタビューでSerge Pun & Associates(SPA)の経営者Melvyn Punは述べた。
今年までパンライン病院の65%はSPAにより所有され、35%はファーストミャンマーインベストメント(FMI)により所有されていた。
3月にミャンマー投資委員会は、初期投資として1千万UDドルを予定しているインドネシア会社Lippoと2015年の残りの期間までにさらに300万USドルの投資を予定しているFMIとの提携を承認した。
両当事者は設備を拡充するため来年以降さらに実質的な投資を検討している。FMIとLippoの株主比率は60:40の予定であり、FMIが過半数を有する。
Pun氏は、SPAは経営代理店であり、FMIの主要な株主だと述べた。
「SPAの役割は主にFMIの主要株主として行動することであり、FMIが主要な事業の運営を行う。我々はSPAが直接主要な投資を保有することを意図していない」と述べ、「保健医療サービスはFMIの4つの重要な事業のうちの1つである」と付け加えた。
FMIは、マンダレー、バガンを含めたところに診療所を開くことを計画し、また、24時間診療と救急センターをヤンゴンに設置する計画である。
今、病院は、患者が1日中いつでも然るべき治療を適切な医者から得られる「on-duty model」を5月20日に開始する準備を進めている。病院の敷地面積を20,000㎡から16,000㎡に減らすことにより効率を向上させ、同時期にベッドの数を100~165床増やす。
新たな階層型料金体系は新しい顧客を引き付けるため導入され、価格は一晩10-15ドルから一晩約200ドルの「VVIP」の部類があり、費用は治療により場合によって異なる。
新しい4車線の橋は昨年9月に開通し、多くの患者をパンラインに誘い込むのを促進している。
病院の新最高経営責任者のGershu Paul医師は、国際経営の豊富な経験をもたらす。
スリランカで生まれ、インドで教育を受け、彼はインドネシアのSiloam病院団体の拡充の先頭に立つ前にニュージーランドの病院経営を行い、2006年には4つの病院で3千万USドルの収入だったものを、8年未満で、20の病院で3億5千万USドルの収入に変えた。
ミャンマーで彼が直面している課題はインドネシアと似ており、特に人材と医療施設が不足していると述べた。
「医者はミャンマーのすべての病院で副業です。」と彼ミャンマーでの医療分野における慣習について述べた。
彼は神経外科、整形外科、内科医学、放射線学、麻酔、救急治療、小児科を含めた多くの重要な専門家をミャンマーに戻すための取り組みを行っている。
Paul医師は14人の帰国した専門家をフルタイムで雇用し、2人の外国人専門家を心臓病学と整形外科に加えた。
「1960年と1970年代にあったヤンゴン医療学校はアジア全体の健康教育の発祥地なので、ミャンマーの医師はUKに行き、試験を受けることなく実施することが出来た」と彼は述べた。
しかし、ミャンマーにおいて稼働している医者は約25,000人のみであり、2,000人当たり1人より少ない。
また約7,000人の専門家のほとんどがヤンゴンに集中している。
Paul医師はパンラインで取り組んでいる課題に動じてないように思われ、彼はミャンマーの民間医療体系を信じており1990年以降インドネシアでかかった6年から7年よりもずっと速く骨組をイメージできると述べた。
「技術の浸透はさらに急速に進むと私は信じており、そこに先んじるための機会が私たちにあり、また発展ははるかに短い期間で終わるだろう。」
(Myanmar Times 2015年4月22日版 第8面より)