建設省の下に形成される新たな部門

政府は、道路工事事業を実施するため、建設省(MOC) の下に、地方開発部門という名称の新たな機関を設立する、と建設省の上級職員は水曜日に述べた。
建設省の常任書記であるWin Myint氏によると、以前は、道路工事はMOCと農務灌漑省(MOALI) の両方によって実施されていた。
彼は、新たに設立される地方開発部門は国内における道路工事を一手に引き受ける機関となるだろう、と述べた。
「全ての道路(橋も含む)工事を一つの省の下で行う必要が生じてきたため、その部門はMOCに移管された。」と彼は述べた。
「したがって、村や町、管区を繋ぐ地方道路から国家規模の道路(市開発評議会の道路を除く)まで、全ての道路についてMOCが単独で引き受けることになるだろう。」と彼は付け加えた。
新しい機関は3,000人の職員によって運営されることになるが、まずは1,500人の初期メンバーによって始められる。
Win Myint氏によると、以前のMOALI下の地方開発部門から585人、架橋部門と道路部門からベテラン技術者が100人の職員がMOC下に置かれる新たな部門に異動となるということだ。
残りの役職は新たに雇う技術者と、可能なら、予算に応じて他の省庁の政府職員によって埋められるだろう、と彼は付け加えた。
地方開発部門の次長であるMyint Oo氏によると、今期の新政府下における2017-2018会計年度では、たった202.4マイルの地方道路しか承認されなかったので、地方道路工事に対する見方は変わるかもしれない、ということだ。これは前政府の2016-2017年度の予算によって認められた2,224.7マイルのたった10%である。
「我々は3000マイル以上もの建設を提案したが、予算が限られているため、202マイルと4ファーロングのための31.6億チャットのみが承認された。」と彼は述べた。
しかしながら、政府は地方道路の接続と電化を優先させるようだ。
「国家参事官は地方道路とより良い電気供給について計画している。」とMyint Oo氏は述べた。
地方開発部門はまた、100億チャットの追加予算を提案することを計画している、と彼は付け加えた。
議会において、議員達はそれぞれの出身選挙区における地方道路の増加と橋の建設についての質問をしてきたが、たいてい答えは、財政の圧迫のため本会見年度においては実施することはできない、次の会計年度にて予算の優先順位に応じて計画されるだろう、というものであった。
現在あるMOC下の架橋部門と道路部門に付け加えられる地方開発部門の設立によって、道路と橋の建設が促進されるだろう、とMyint Oo氏は述べた。
「すべてが一つの省の下にある。道路部門が重機を用いて建設工事を補助するだろう。よって、地方開発部門の設立の目的は建設活動を促進することである。」と彼は述べた。
2016-2017年の会計年度の終了時には、5,513のコンクリート製の橋、6,751の木製の橋、1,054の低水路、10,700の函渠、117の吊り橋、18のベイリー式組み立て橋そして88のほかの橋が、農村開発部門の管理下にあった。
道路については、1,053.5マイルのコンクリート道路、1,963マイルのタール道路、7,537.5マイルの砂利道路、4,538マイルのラテライト道路、29,519.5マイルの土砂道そして6,262マイルのジープやバイク、カートそして歩行者専用道路が作られた。
道路工事とは別に、MOALI下の農村開発部門はまた地方の水供給や電化、住居に関する事業、そしてMya Sein Yaungプロジェクトを実施する。
(Myanmar Times 2017年8月18日版 第5面より)