10の優先分野が、投資家に対し発表された

ミャンマー投資委員会(MIC)は、最近、10の優先分野への投資に対する、国内外投資家への誘因を拡大した。
6月26日公開されたMICの宣言によると、投資家は、案件を提出することができ、州、地域政府も、必要な支援を提供する。
この優先分野とは、農業、農産物の付加価値生産を含む農業関連産業、畜産物の生産、水産製品の養殖、生産、新興産業の輸出、代替産業の輸入、電力分野、物流産業、教育事業、ヘルスケア産業、手頃な価格の住居の建設、不動産の設立である。
ミャンマーへのFDIフローは、2011-2012以降、前Thein Sein大統領の間、上昇していたが、農業、家畜繁殖、漁業、発電、運輸、物流への投資は、数件に過ぎなかった。
今のところ、6年間(2011年-2012年)の間で、農業分野への投資は8100万USドルに過ぎず、全FDIのたった1%しか占めない。家畜繁殖は、3億1900万しか受け取っておらず、全FDIの2%しか占めない。
多くが、不動産産業に殺到しているものの、手頃な価格の住居分野へは、いくつかの政府との合弁事業を除き、全く投資がなされていない。
新しい投資法の下、州、地域投資委員会は、現在、MICからの許可を求める必要なく、500万USドルまでの投資案件を許可することができるようになる。
ただし、MICの許可を必要とする例外もある。
(Myanmar Times 2017年6月29日版 第8面より)