ミャンマーが発展するにつれ、全ての産業セクターにおける、技術労働者の必要性が、国の発展のために重要になってくる。この状況を受け、労働移民人民省は、500人の労働者に対し、国レベルで、証明書を発行することを確定するという新たな一歩を踏み出した。
火曜日のミャンマータイムズの論説において、労働移民人民省事務次官であるMyo Aungが述べたよう、「25の技能にわたる5000人の労働者を試験し、証明を与えることは、全ての仕事において、技術労働者を生み出すことになるだろう」
5月2日May Pyi Tawにて行われた今年度の政府のパフォーマンス評価のプレス会議、労働移民人民省担当者のThein Swe氏は、我々の省は、技術労働者を生み出すことを優先事項としていると述べた。
「労働移民人民省と各関連部門は、ASEANの基準を決めるため、協力して取り組んでいる。」と彼は言う。
ASEAN経済協力体(AEC)の声明によると、この国レベルでの証明書は、ASEAN各国にて認められ、間もなく、実用にうつるとされている。
「国レベルでの証明書になるため、ASEANと連携したものになる。労働者は、ASEAN各国に行くことができ、彼らの技術は、証明書に基づき、そこで認められることになる。ASEAN各国は、AECの下、労働技術者を通じ、より一層、結びつきが強化されることになるだろう。」と省長は言う。
5月14日Nay Pyi Tawにて行われ、ミャンマー工学組織、建築省が2000人の労働者に対し、証明書を発行することを提案した、証明書発行に関する会談にて、Myo Aung氏は以下のことを述べた。
「3000人の労働者には、石工職人(メゾン)や大工も含まれる。」
連邦省長は、プレス会議において、労働者が、適切かつ良い労働環境にて、適切な賃金で働くことにより、貧困を減らすことを保障する政策があるとも述べる。
省は、より多くの雇用機会をもたらすことで、資格を持つ人的資材の増やし、国家建設の努力及び国内の労働者が社会的、経済的により良い未来を描けるようにする事業を実施している。
省は、また、労働者を守るための、仕事における安全性及び、健全な労働環境を保障する法律の制定にも取り組んでいる。
省だけでなく、州、地域規模でも、最低賃金の制度に関するチームが発足している。
モン、カイ、シャン、カヤ州、バゴ、サガング地域をはじめ、いくつかのチームは既に意見、助言を送ってきているとMyo Aung氏は言う。
「彼らの、最低賃金を3600チャットのまま維持すべきか、それとも引き上げるべきかに関する反応は、とてもデリケートな問題だ。雇用主は、この賃金で大丈夫なのか。彼らは、問題なく運営できるのか。そのような問題も、ともに重要である。」と彼は述べる。
(Myanmar Times 2017年5月18日版 第4面より)