ブラックリストに記載されていた275人のミャンマー国民と385人の外国人の名前が、政府により抹消された。
労働・移民・人口省による声明によると、2016年3月31日時点でブラックリストには3937人の外国人と433人の国民が載っていた。
同省は、5月2日にネピドーで情報省が開いた新政府の1年間のパフォーマンス見直しの記者会見で声明を発表した。
新政権の初年度には、20人の国民と341人の外国人がリストに加えられた。
同省常任書記官Myint Kyaing氏は、「法律に関連する職務や義務を怠った場合、リストに名前を加える」と述べた。
「怠った時、私たちはブラックリストに名前を入れなければならない。しかし関連当局が個人を明確にすれば、名前はリストから外される」と彼はいう。
ブラックリストから名前が外された人たちは、国内外を自由に旅行できるようになると彼は付け加えた。
Myint Kyaing氏はまた、省は法に従って動いており、リストに残っている3893人の外国人と178人の国民をクリアにするため、他の機関と協力していると話した。
彼はまた、個人をブラックリストから外しているものの、国の法律を遵守していない人々に対する警戒を緩和することはないと述べた。
統計によると、前政権は4845人をブラックリストに載せ、新政権は旅行制限のリストに20,732人を追加した。
一方で国家大臣のThein Swe氏は、市民権を放棄したが再申請している188人は、規則が緩和されていることが分かるだろうと述べた。
188人の申請者のうち、ミャンマー市民権は2016年3月31日までに143人に与えられた。16人は資格がなく、12人は完全な情報がなかった。11人には犯罪歴があった。
新政権下の1年間で55人がミャンマー市民権を申請し、1人は資格がなく、別の人は十分な情報を提供していなかった。
31人の申請は未だ検討中であるとMyint Kyaing氏は述べた。
元ミャンマー市民が既に2または3つの国で市民権を手に入れている場合や、過去に犯罪歴がある場合、資格は与えられないだろう。
(Myanmar Times 2017年 5月4日版 第5面より)