ミャンマーの日本企業、パンソーダンにある広告スペース柱をリース

パンソーダン高架道路の色褪せた柱は、少し色鮮やかになっている。日系企業Hello Communications社は月額14,000米ドルで180本以上の柱を、広告を掲載するためリースしたが、現地企業は説得を行っている。
Hello Communications社は8月末に許可を受け取り、今年高架道路にある柱のため再び鉄道会社に接近していると、同社取締役Toto氏は語った。
鉄道駅と高架道路の両方とも、ヤンゴン開発委員会ではなくMyanma鉄道の管轄下にある。
全長900フィートの高架道路の歩道には188本の柱があり、同社の調査によると毎日15,000人が使用していると示した。
「人々は簡単に広告を見ることができる」とToto氏はいう。
Hello Communications社は1本の柱に対し月額72米ドルを請求し、全てのスペースを埋めることができる場合、同社は毎月約14,000米ドルの利益を引き出すことができる。同社は10月1日に柱の広告スペースの提供を開始したが、未だ最初の契約者を待っている状態である。
最初の顧客の悩みを支援するため、同社は企業の社会的責任イニシアチブに関連する機会を提供している。Hello Communications社は、歩道の老朽化した天井と地面を修復している。名前が公表される最初の顧客からの賃貸料は、同修復に充てられるとToto氏はいう。
しかし広告主を引き出すことは依然として困難である。
「企業は看板を使用した広告により関心を抱いている」と彼は述べた。「そのため顧客を引き付けるには、いくつかの困難がある」。
パンソーダンの柱は看板よりも安い選択肢を提供しており、場所に応じて4,000万チャットから5,000万チャットの費用がかかる。
同高架道路は、Hello Communications社によるヤンゴンで初めての広告スペースの動きではない。
同社は既にヤンゴン中央鉄道駅の中にあるMyanma鉄道から広告スペースをリースしている。この契約は昨年の3月に締結され、日本企業は1スクエアフィートに対し月額20,000チャット支払っている。
Myanma鉄道によると、同社が駅で持っている広告スペースは、合計6,000スクエアフィートである。
Hello Communications社は1スクエアフィート15米ドルで鉄道駅の広告スペースの販売を開始し、今年は12米ドルまで引き下げた。
「広告掲載を検討している企業を招待した際、ほとんどの企業が、広告料が高いと思った」と彼はいう。「しかし私たちは6か月や1年といった契約期間に応じて、金額を下げる計画がる」とToto氏は述べた。
Hello Communications社はまた、駅構内にある椅子をアップグレードする計画もあり、構内にコーヒー店もオープンさせる予定である。高架道路の歩道の修復に加え、同社は中央鉄道駅の天井の再塗装も行っている。
Myanma鉄道部門商業部長Arkar Min Thu氏は、昨年国家企業がHello Communications社に広告契約の一環として、様々な修復の依頼は行わなかったという。
(Myanmar Times 2016年 10月7日版 第10面より)