ゲストハウス経営者は、外国人観光客の取り込みを止めるよう求めた政府の決定を批判している。法律に基づくと、ライセンス無しで外国人客を宿泊させた経営営は3年間の懲役を受けることになる。
観光省の長官Myint Htwe氏はミャンマータイムズに、元地区が発行する営業ライセンスを持っている場合でも他の法規に反した場合、ゲストハウス経営者にはこの決まりが適用されると語った。外国人観光客を相手に営業するホテルやゲストハウスは、バスルームの提供を含む一定の基準を満たす必要がある。
「ゲストハウスが観光客に提供できる十分な施設を所持している場合、ホテルライセンスを申請できる。持っていない場合、外国人観光客を受け入れることはできない」と彼は指摘する。
同省はまた、英語の看板を設置するといった設備が不十分な現地ゲストハウスを禁止している。
「ゲストハウスが外国人を相手にせずミャンマー人客のみを相手とする場合、看板はミャンマー語のみで記されるべきである」、ライセンス無しで外国人観光客を宿泊させた場合、3年間の懲役または5万チャットの罰金が課されることになると彼は話す。
しかし政府の姿勢は不合理であると非難されている。
「十分な部屋がなければ、ピークシーズンの際のバガンなどの主要観光スポットはどうなる?それにおそらく、予算が大きくない観光客もいる。ホテルに泊まる余裕がない場合、省はどうするつもりなのだろうか?」とNyaung-Uに住むゲストハウス経営者Khin Maung Myint氏は話す。
観光客は、ゲストハウスに宿泊することで、雑魚寝や僧院よりも高い安全性を確保できる。
省の長官Myint Htwe 氏はまた、ヤンゴン、マンダレー、インレー湖、タウンジーを含む主要地では既に過剰気味であるため、これ以上のホテルは許可されていないという。
「私たちは未だ需要がある他の地域では、ホテルを必要としている」と彼は述べた。
観光省は全国で1371のホテル、53,000部屋分にライセンスを発行した。
(Myanmar Times 2016年9月16日版 第5面より)