前政権下に不当に弁護士資格を剥奪された弁護士は、活動する権利を取り戻すことができるかもしれない。
ミャンマー独立弁護士協会(ILAM)は、前政権下で資格を剥奪された弁護士のリストを最高裁判所に要求している。
ILAM副会長Khine Maung Than氏は8月19日に、同活動の目的は不当に弁護士資格を剥奪された弁護士のライセンスを取り戻すことであると話した。
「私たちは今週要請書を送った。資格を剥奪された弁護士の正確なリストが手に入れば、資格剥奪の根拠を確認し彼らを支援できるか判断できるようになる。」。
1929年ビルマ弁護士評議会法に基づく方法によらず資格を剥奪された弁護士や、1982年ビルマ市民法(弁護士協会)に基づき外国人と見なされたためライセンスを拒否された弁護士は、ライセンスを取り戻すことができる。
「同協会は、1929年ビルマ弁護士評議会法に基づきライセンスが没収されたかどうかを分析する。法に従っていない場合、私たちは下院議会、ミャンマー国家人権委員会、関連政府省庁、最高裁判所に同問題を訴える」とILAM書記官Thein Than Oo氏は語った。
ILAMは、前政府によって資格を剥奪された弁護士に対し、同協会への連絡を呼びかけている。
(Myanmar Times 2016年 8月23日版 第4面より)