MIC、報告要件に従うよう企業に警告

ミャンマー投資委員会(MIC)はより良い企業活動を奨励することを目的とし、四半期ごとに業績報告書を提出しなかった企業の現場調査を開始すると、書記官Aung Naing Oo氏はミャンマータイムズに語った。
彼は、外国投資法とミャンマー市民投資法の両方が、MICの許可を受け事業を行う企業に四半期ごとの報告書の提出を課しているが、多くの企業が2016-17年度の第一四半期の報告書を提出していないという。
締切は昨日だった。Aung Naing Oo氏は、MICは報告書の提出を怠った企業の立入調査を実施し、必要に応じて法的措置を取ると述べた。「調査の一環として、私たちは投資法の規定に従い処置を取る」という。
MICは新事業への投資の禁止、投資許可の取り消し、罰金を課す権限を持つ。ミャンマーで行われる多くの大規模事業にはMICの承認が必要であり、MICの承認が得られれば減税や他の優遇措置を受けることができる。
ミャンマーは国内と外国投資の双方を対象としたより公平な法律にするため、2つの投資法の統合を進めている。今週初めには、ミャンマー投資法の草案が企業投資管理局(DICA)のウェブサイトに掲載された。
DICAは企業登録のクリーン化を進めている。5月には事業報告書の提出を行わず連絡にも返答しなかった外国企業15社と現地企業2676社の削除を行っている。
(Myanmar Times 2016年7月28日版 第9面より)