ウェスタンユニオン、国外送金を開始

ウェスタンユニオンはミャンマーに参入して約4年が経過する今週、国外送金サービスを開始した。
グローバル決済サービスを行う同社は現在、9つの国内銀行を通じて世界50万都市以上に、1日3,000米ドルまでの送金サービスをミャンマーで提供している。
顧客は銀行口座を開設することなく送金できると、地区副責任者Patricia Riingen氏は6月7日メディアに語った。
同社はKanbawza銀行、CB銀行、AYA銀行、Yoma銀行、ミャンマーアペックス銀行、First Private銀行、Global Treasure銀行、ミャンマーオリエンタル銀行と提携している。
「これらの銀行から、利用者は200か国以上にすぐに送金することができ、家族に対し奨学金や医療費、旅費、贈答費として送金できる」。
今週まで、ウェスタンユニオンは海外で働く人がミャンマー国内の銀行に送金することができる国内送金のみを提供していた。
便利になる一方で、ウェスタンユニオンのサービスはhundiシステムよりも高く、同日に処理されるが、代理店で行われる非公式な両替により、もう一方の代理店は手数料を支払わなければならないからだ。
hundiシステムは速く、安く、安全で規制がないため出稼ぎ労働者により広く使用される。
(Myanmar Times 2016年6月9日版 第8面より)