商務省、外国企業への貿易規制緩和

商務省は、長期間規制していた外国企業への貿易規制を緩和し、初めは農産物や医療機器に限定するものの、初の陸上輸入を認める。
ミャンマー企業との提携を条件に、肥料、苗木、農薬、医療機器の輸入を外国企業に認める通知書(96/2015)を11月中旬に発表した。
現在まで、国際企業はいかなる形態の陸上貿易であっても参入を認められていなかった。
同省の副大臣Win Kyi氏は、新しい規則がミャンマーの農業や医療分野での強い要望を満たすことを狙ったものであると述べた。
将来同省は、他の製品の輸入に対する制限も緩和する予定である。
「私たちの規制は、外国企業と国内企業間の株式割合を指定していない-重要なことは、彼らが貿易会社としてミャンマーで登録することである」。
新しい企業は、投資企業管理局で登録した後、同省に取引ライセンスを申請することができると、彼は説明した。
また彼は、貿易会社は両替商を使用せずに、銀行の送金サービスを使用して国内に外貨を入れなければならないと補足した。
ミャンマー商工会議所の副代表Maung Maung Lay氏は、新しい規則はミャンマーと世界貿易機関との間で締結された合意の一部のようであると述べた。
ミャンマーは1995年以来WTOのメンバーであるが、貿易政策は昨年実施し始めたばかりである。
Maung Maung Lay副会長によると、過去に政府は、外国貿易企業が国内の貿易企業を市場から締め出すことになると懸念していた。この決定によって、新しい買い手と取引業務を国内に導入することができ、双方に利益をもたらすだろうと副会長は考えている。
(Myanmar Times 2015年11月25日版 第8面より)