ミャンマー産電子機器、初めて日本に輸出

ASIA General Electric Holdingは、エアコンの部品を輸出し、初めて日本に製品を輸出した電子機器会社となったと発表した。
三菱電機と提携しているAGEは日本の藪下社に製品を輸出し、同様の貿易で初めての主要ミャンマー会社となると、広報部長のChit Moe氏は述べた。
「日本向け輸出の第一弾として接続装置パネルと変圧器を輸出した」という。
昨年AGEの親会社であるAsia General Holdingsは三菱と230キロバイトの変圧器の製造に必要な技術的支援とデザインに関する技術ライセンス契約を締結した。
Chit Moe氏によると同社は現在ASEAN市場に輸出する準備を行っているそうだ。
「国内で変圧器を製造できる会社は多くなく」、「Soe ElectricとYangon Transformerといった 5つの大企業が製造できる」という。
AGEは2009年に工場がオープンした当時は一カ月当たり100個程度の製造であったが、現在は月に600個の変圧器を製造している。
「経済が開き、政府の流通網に対する力も改善したため、市場は大きな可能性を秘めている」と彼は考える。
ミャンマー会社は品質と価格の両方でさらなる競争力をつける必要があるという。市場に参入する外国人投資家がいなければ、顧客はより製品の品質を重視することになると彼は述べた。
(Myanmar Times 2016年2月4日版 第10面より)