関係者によると、ワイン供給業者は手続きの難しさが原因で合法的輸入の許可証の申請を未だ行っていない。
ワインの輸入は2015年3月中旬から公式に合法となったが、会社は未だに申請を行っていなかったり、税務署又は商業省に対して必要な輸入税の支払いを行っていないと同省のDirectorであるU Tin Ye Winは述べた。
過去、ワインはよく、ホテルや免税店への輸入を抜け道として輸入されていた。政府は2013年後半に当該習慣を厳重に取り締まり、適法に輸入するための規則作成を約束したにもかかわらず、ようやく2015年3月に規則が作成された。
ミャンマー小売業者組合(MRA)によると、適法なワイン輸入許可を得た会社はないものの、少なくとも5つの会社は6月下旬又は7月に市場に供給するために申請作業中である。
「他の酒類及びビールの輸入が将来開放されることを望む」とMRA副社長で代表者のU Myo Min Aungは述べた。
「しかし、許可証の種類は制限されている。たとえ市場が開かれても、不合理が存在し、贈賄が生み出される。政府は、方針に従っていない人々への規制を作るべきである。」
政府は酒類の販売及び製造の費用を上げる方向に動き、強い批判を浴びた。
内務省は今年度のアルコール類販売の許可証の年間費用を50万チャットから150万チャットの3倍に上げたとMRA役員のShwe Moe CompanyオーナーのU Aung Naing Myintは述べた。
省はアルコール類許可証を直接入手することを難しくしており、当該許可証の中古市場を創造した。許可の価格は現在500万チャットから700万チャットに上昇しており、3年前の価格である150万チャットから著しく上昇している。
商業省は内務省とは別に酒類輸入許可証を発行している。
ほとんどの酒類販売店は現在適法な許可証なしに輸入した酒類を販売しており、もし事業を合法的に行うのであれば、スキームを変更する必要がある。
新たなスキームの下では輸入は必ず海または空からでなければならず、同じ製造及び品質の、中国及びタイから入ってくる違法な輸入品は不利な立場に置かれる。
U Aung Naing Myintは、海や空からによる適法な輸入品は、陸上輸入された酒類の値段の2倍になるだろうと述べた。
U Tin Ye Winは、状況はバイクの輸入の禁止が廃止された時に似ていると述べ、未だに輸入の半分以上は違法だと述べた。
(Myanmar Times 2015年5月6日版 第8面より)