MOCは外国投資家に開放された小売及び卸売品のリストを公表した

商業省(MOC)は小売業及び卸売業登録に関する標準作業手続き(SOP)と貿易が許容される製品のリストを発行した。
この修正は、通達(No.25/2018)が出された後2ヶ月以上経過した7月26日に発表され、全額出資の外国企業および外国人が関与する合弁事業による小売及び卸売業の運営を許可している。
MOCは製品リストは具体的な情報を提供し、ミャンマーにおいて貿易が認められる製品の種類を明確にする。このリストには衣類、腕時計、化粧品を含む消費財、農業、漁業、動物24種の製品が含まれ、
このリストには、衣類、腕時計、化粧品を含む消費財、農産物、海産物、畜産品及びインスタント食品を含む食料品、飲料および地元産の酒類、家庭用品および厨房用品、薬品及び医療器具、車両および車両部品など24の製品および品目が含まれる。
事業が店舗や企業を開設し、登録期間を含む場合、小売および卸売サービスの申請を行うSOPには、業種の指定、小売および卸売業の手続き、最低投資額、土地面積、登録期間の指定が含まれる。
この動きをほとんどの国内企業が称賛している。「我々は小売及び卸売部門へ海外からの投資が始まることを本当に歓迎している」とミャンマー小売り業協会のU Myo Min Aung副会長は述べた。
DICAによると、既に日本とタイはスーパーマーケットやデパートを展開する機会を模索しており、ミャンマーの小売部門に対する外国人投資家の関心は急速に高まっているとのことだ。
それと同時に一方では、海外からの投資は小規模な家族経営の小売店に影響を与えると予想される。地元の食品を製造し販売するなどのその他の事業もまた、生産を拡大するための資金と技術の不足によって競争に苦しむ可能性がある。
「部門を開くこの動きの結果、中小企業が直面する困難を考慮に入れることが重要である。我々はそのことを前提に議論し、問題に対処する方法について政府に提案していく」とU Myo Min Aung氏は述べた。
(Myanmar Times 2018年7月30日版 第4面より)